医薬業界営業マン、おたまさんの日記

「健康に関してプロで在りたい」

第一子の話 〜妊娠してから初期〜

妻が第一子を妊娠した当時の記事の続きです。

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妊娠と同時に病気の存在を知ることになると、喜んでいいのか不安になればいいのか正直わからなくなりました。しかし、自身が妊娠しているわけではないからなのでしょうか、妊娠当時は喜びの気持ちの方が勝っていました。

妊娠と病気

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妊娠と同時に子宮内膜症の存在が分かったことで、我が家の生活は妻(お腹の子ども)を中心とした生活に舵を切っていくことになりました。

医者の話によると、妊娠したことでチョコレート嚢胞は大きくならないでしょうとのことでした。これは前回少し書きましたが、妊娠中は生理周期がなくなることで、子宮内膜の定期的な増殖がなくなります。それにより、チョコレート嚢胞に蓄積する内膜がなくなるため、大きくなりにくくなるとのことでした。また、同時に見つかった子宮筋腫は1ヵ所のみで、そこまで大きくなかったことは不幸中の幸いでした。

問題のチョコレート嚢胞はとても大きく、子どもか母体どちらをとるか選択に迫られる状況となった場合、悩むことになります。生理周期がなく、嚢胞が大きくならない状態であるならば、生活習慣の改善をして何とか小さくする方向 にいかないだろうか、と模索を始めました。

仕事現場で得た知恵

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医薬業界で仕事をしているため、女性の病気や不妊症に関する情報に触れる機会は多くありました。その際、妻と同じ世代で 不妊を訴えられる女性に共通すること がありました。それは冷えです。

よくよく考えてみると、妻はよく足が冷えると言っていたことを思い出しました。冷えがあるということで、平常時の体温を聞いてみると健常者そのものでした。では血が足りないのか、と思い血液検査で貧血に引っかかったことがあるかを聞いてみると、一度もなかったそうです。

貧血ではなく、体温も正常、ということは末端の冷えである冷え性を持っていることが分かりました。

できることは何でも

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生活習慣で変えられることは何でもしよう、という思いからまずは毎日の習慣であるお風呂に変化を起こしました。今まではシャワーを使うことが多かった我が家でしたが、これ以降完全湯舟生活に移行することとなりました。

血液の循環 を良くするには運動が手っ取り早い手段ですが、仕事を終えて疲れて帰ってくる妻に「今からウォーキングをしよう」とはとても言えなかったからです。

また、食生活の改善 を図りました。スーパーの総菜生活から脱却し、なるべく料理をするように心掛け始め、栄養バランスを整えるように心掛けました。

奥さんに嫌がられようが、良いといわれていることよりも、良いとわかっていることを優先して取り組みました。

子宝相談を受ける薬剤師

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自分たちでできることだけでは限界があるため、専門家に相談 をすることにしました。働いている医薬業界の中で、子宝相談(不妊相談)を受け付けている相談薬局がありました。

その相談薬局で相談を受け付けていた薬剤師の方に、妻の状態を伝えて相談させていただくことにしました。これまで30年ほど、20代~40代後半と幅広い世代の不妊相談を受けてこられた方だからでしょうか、食生活や生活環について占い師のごとく言い当てられました。

「体質を改善させないとだめだね。でも、絶対良くなるよ!」という言葉に、ああ、この方とつながることができて本当に良かったと思いました。良くなるんだ、と思えたことでどれだけ心が楽になったのかは言うまでもありません。

病気になるには原因がある

原因という言葉があるように、物事には起きる理由が存在します。妻の子宮筋腫、チョコレート嚢胞にももちろん理由がありました。それは東洋医学でいうところの瘀血(おけつ)という概念 です。瘀(お)には停滞という意味があります。つまり、瘀血には血が滞っているという意味が含まれています。

この血の滞りが、チョコレート嚢胞や子宮筋腫という形として現れているということでした。

原因を解決していくために

この血の滞りを解決するために、サプリメントでの栄養補助をすることになりました。薬剤師の方であるから、何かしらの薬(医薬品)を勧められるのかと思いきや、そうではありませんでした。

妊娠する前であれば、瘀血を改善する漢方薬を処方したかったそうですが、胎児がいる状態では使えないとのことでした。

そのため、スクアレンが含まれているサプリメントを使用して、体の中に酸素を循環させて改善の手助けをする方法をとることにしました。

願いと食べ物

健康食品、サプリメントとは、形状や成分濃縮などの条件を除いてしまえば、結局のところ食べ物です。

その食べ物がどのように体に変化を及ぼしていくものか、実際に試す側に立つことは、まさに祈る気持ちで待ち望むようでした。

次の記事では、サプリメントを取り入れていく中で起きた変化を書いていきます。