ダイエットに関する記事はあふれる程存在しています。健康産業に関わる中で、現場で実践されている方法、また 誰でも取り入れ可能なダイエット(基礎)に関するシリーズを掲載していきます。
医薬業界にいるんだからマル秘テクニックでダイエットなんて簡単、なんて思われるかもしれませんが…残念ながら裏技はありません。ですが近道や効率化の方法は知っています。
2019-2020年にかけての実体験(体重-10kg達成)をもとに、誰でも取り入れ可能な方法を複数の観点から紹介していきます。
実体験からのススメ
今回の記事で紹介するのはダイエットから棄権しないために”こころ”を決めるための方法について書いています。
【ダイエット×心理学】
〇〇の正解は心理学、ですが用いるのはたった一つだけ、 ”一貫性の原理(いっかんせいのげんり)”のみです。特に難しい仕組みではありません、上手に自分をコントロールするために活用することができます。
「これからダイエット、やったるで!」という意思と少しの行動力を準備して是非試してください。
行動を起こす前にかける魔法
活用するタイミングは、ダイエットをスタートするまでに行っていただくことをおススメします。
例えは、これから3か月で10kg痩せたい、という目標があるのであればそれを 宣言してスタートして下さい。行うことはたったこれだけです。
ただし宣言するのは誰でもいいわけではなく、自分の身近な人に言うのです。さらに重要なのは自身にとって特に大事な人に宣言(約束)することです。
行動をする前に言うことで”一貫性の原理(いっかんせいのげんり)”が活きてきます。
宣言したらやらなあかん
宣言(約束)をすること、実はホームラン予告と一緒で自分自身にプレッシャーをかけているわけです。
先に紹介した一貫性の原理とは、決めたことに対して最後までやり切ろうとする働きを利用しています。それを活用することで、○○さんと約束しているんだ、と自ら逃げられない精神的な背水の陣を引くわけです。
実際の結果
私自身、これまでのダイエットでは失敗の連続でした。体重を落としてあの頃のジーパンを履く…なんていう目標は達成できずを繰り返していました。逆に、いつの間にか体重が増えて、100kg目前の状態が友人へ宣言前の事でした。
前置きが長くなりましたが、私自身、2020年春に1年近く通ったジムを退会しました。目標だった体重-10㎏を達成・維持できたためです。(正確に記載すると、3か月弱で目標体重にはタッチ)ダイエットに関してで言うと恥ずかしながら初めての成功体験でした。
まとめ
「人に宣言するだけで成功するのか」という問いに対して、成功に直結する継続率が上がる、ということは言えます。
言ってしまった手前、途中で投げ出す確率がおのずと下がるのです。実はダイエット以外でもこの心理学の活用は見られます。クリエイティブな先輩営業マンは良くこの手法を用いて社内でも常にトップ成績、また高いモチベーションを維持されていました。
ダイエットに対するモチベーション維持、続けることが一番難しいことです。継続さえできれば、今後紹介するノウハウを活かし、日常生活の工夫でダイエットのスピードを上げていくことができますので今後紹介していきます。