営業職の基本は外回り、多数の人と接触機会があります。それゆえに風邪などの病気がうつるリスクは接触回数に比例して高まります。そんな医薬業界営業マンが実践している 免疫力を高める方法 についてご紹介します。
免疫にフォーカスする
コロナウイルスの影響によって日常生活が大きく変わり、依然戸惑う日々が続いています。様々な憶測が飛び交う中ですが、ニュースでの報道を見ると亡くなっているのは年齢が高い方、また疾患など持たれている方が多いようです。
関連する要因として“免疫力”の低下を指摘する声を医療関係者の方から聞くことがあります。罹患するかもしれないという不安を抱えるよりも、”免疫力を高める”という今できる事に取り組んだ方が建設的ではないでしょうか。
免疫に関して
免疫をざっくり言ってしまうと、 身体を守る力 の事です。実際どのように働いているのかを説明するには、生物学や免疫学などを時間をかけて説明する必要があるため、ここでは割愛します。 イメージをしやすくする参考マンガとしては、「はたらく細胞」という作品があります。1巻目で体外からの侵入者(細菌)に対する体内の免疫反応を擬人化して紹介してくれているのでオススメです。
- 作者:清水茜
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: Kindle版
免疫は私たちが生きている限り働いています。そもそも私たちの周りには細菌やウイルスがたくさん存在しているのです。
- ブログを打ち込んでいるキーボード
- Twitterを開いているスマートフォン画面
- 座ってくつろいでいるソファー
ありとあらゆる場所で細菌やウイルスに接触しているにも関わらず、免疫の働きによって私たちの健康状態は保たれています。
免疫を下げてしまうシーン
強い緊張から解き放たれた後など、どっと疲れを感じて寝込んだり…そんな経験はありませんか。
急な勤務体制の変化・自粛による生活環の変化などにより強い精神的・肉体的ストレスが心身ともにかかっています。こういった変化は意識している以上に負荷がかかるものです。 免疫力の低下要因 となり、体調不良感じている方も多いのではないでしょうか。
誰でもできる免疫の高め方
日常生活において誰でも免疫を高められる方法はあります。ずぼらな私でも継続できている、日常生活で実践できるものを紹介しますので是非試してみてください。
食べ物を意識する
バランスを整えるのはもちろんですが、食べ物に含まれる 栄養素の役割 を知ると意識が変わります。特に意識していただきたいのはこちらです。
① タンパク質
体を構成する成分であり、ホルモン・酵素・抗体などベースとなります。また、入れ替わりの激しい粘膜もタンパク質なしには修復できません。不足しがちかも、と思われた方は是非一品食卓に加えてみてはいかがでしょうか。
② ミネラル・ビタミン
タンパク質から作られるホルモンや酵素、抗体などの構成部品として必要不可欠な栄養素です。量は少なくても身体の調子を左右する、まさにダイヤモンドのような希少性の高い栄養素…言い過ぎかもしれませんが国の調査では摂取不足の傾向にあるようです。
★ はちみつ(個人的にオススメ)
殺菌作用も強いことで有名ですが、海外論文において就寝前のティースプーン1杯で咳止めに有効だという報告もある食品です。
良質な睡眠
生活リズムが大きく変化してなかなか眠れなくなった、という方もいるかもしれません。大げさかもしれませんが、睡眠は身体と脳を休ませる 戦略的手段 です。
寝る直前の飲食は出来るだけ避け、体を冷やし過ぎず、温め過ぎずに、毎日なるべく同じ時間帯で睡眠をとるよう心掛けましょう。
※寝なければ!と思いすぎると逆に寝られない事があるので気を付けましょう。
適度な運動
私は自粛期間中の朝、家族でラジオ体操をしていました。軽い運動は身体の血液循環を良くしてくれます。血流をよくすることで、体中の細胞へ細菌やウィルスと戦うために必要な物を滞りなく届けることができます。
リフレッシュをかねて適度な運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後に
日頃の食事・睡眠・運動を意識することは、結果として身体の免疫力を上げることにつながります。制約も多く、ストレスがかかる日々ですが元気に乗り切っていきましょう(^-^)